陣馬高原下バス停のすぐ近くにある蕎麦屋、「山下屋」。
トラサルや奥高尾〜陣馬方面を走っている方であれば、一度は看板を目にしたことがあるお店だと思います。トレイルランナーの間でも、名前を知っている方は多いはずです。
以前から気になってはいましたが、正直なところ「走りの途中で立ち寄る店」ではない気がして、これまでは素通りしてきました。
しかしこの夏、トラサル中にどうにも調子が上がらず、ここで一度きちんと補給してみようと思い、立ち寄ることにしました。
思っていたよりも、しっかりした蕎麦屋です
まず驚いたのは価格帯です。
山の中にある食堂を想像していると、少し意外に感じるかもしれません。
今回注文したのは 「もりもり(2,200円)」。
正直に言えば、トレイルランニングの途中で気軽に頼める金額ではありません。しかしその時は、「ちゃんと食べて回復する」ことを優先しました。
清流のそばでいただく一杯
店内だけでなく屋外席もあり、今回は清流の近くのテーブル席を用意していただきました。
アスファルトと汗の世界から一歩離れ、水の音が常に聞こえる環境です。この時点で、すでに少し回復した気分になります。
待つことおよそ10分ほどで料理が運ばれてきました。
値段相応、という表現がしっくりきます
まずお蕎麦ですが、香り、歯切れ、喉越しのどれもが良く、雑味のない味わいでした。
派手さはありませんが、疲れた身体にも無理なく入ってきます。
そして印象に残ったのが 天ぷら です。
想像以上においしく、重すぎないのにエネルギーにもなり、トレイル中の補給としても相性が良いと感じました。
「高いけれどおいしい」というよりも、
「この内容であれば、この価格」 と納得できる一品です。
毎回は難しいですが、選択肢としては十分
正直なところ、トレイルランニングの途中で立ち寄るのは、時間的にも流れ的にも難しいと思います。
急いでいる時や、軽く補給したいだけの場面には全く向きません。
ただし、
・ハイキングの途中
・ランニング中に一度しっかり休みたい時
・陣馬ゴール後
こうしたタイミングであれば、十分に選択肢に入るお店です。
満足してお店を後にし、次のポイントである 陣馬山 へと向かいました。
脚が軽くなったというよりも、気持ちが落ち着き、リセットされた感覚が強かったです。
トラサルの流れを一度止め、整えてくれる場所。
「山下屋」は、そんな位置づけのお蕎麦屋さんだと思います。