ガーミン(Garmin)社のGPSスマートウォッチ「GARMIN Forerunner 955」を購入したのでレビューを書きます。
買ったのは発売日当日の2022年6月16日なので、買ってから既に2か月くらい経ちました。
それまで同じくガーミンのスマートウォッチ「FOREATHLETE 945」を使っていましたが、新モデルである、Garmin Forerunner955が今回発売されたことに伴い買い替えた次第です。
↓「GARMIN Forerunner 955」
ガーミンのトレーニング用スマートウォッチは実に様々な種類が出ていますが、この「Forerunner 955」はgarminのトライアスロン用モデルのフラッグシップと位置付けられるGPSランニングウォッチ（スマートウォッチ）。945までは、商標権利の関係で日本では「Foreathlete」、日本以外では「Forerunner」でしたが、商標権利が解決したようで、955から日本での名称もForerunnerに統一されました。
ランニングウォッチと言いつつも様々なスポーツ時に使う事が可能で、もちろんトレイルランニングにも使用可能です。
前モデルのFOREATHLETE945からの変更点としては何よりも
・バッテリー駆動時間の改善
が大きいと思います。
一度の充電で、GPSモードで約49時間稼働（ソーラー充電での7時間を含む）するので、UTMB、UTMFなどの100マイルレースの大会でもカタログ上はほぼ充電なしで最後まで使えることが可能です。
また、「ウルトラトラックモード」にすることで最長80時間+30時間まで使えるようです。
80時間であれば200kmの大会でも最後まで持ちそうな気がします。
他にGARMIN 945と比べて変わったところは、
・スタート前のGPSの捕捉が速くなった
・毎朝のモーニングレポート（睡眠時間やボディーバッテリーなど、毎朝レポートしてくれます）
・マルチバンドGNSSのGPS精度が非常に正確
・スクリーンのタッチ操作が可能になった
・UIが若干良くなった
マルチバンドGNSSのGPS精度はかなり正確です。ただ、電池の消耗が激しいので、長距離のトレイルランでは私は通常のGPSにしています。
下記は、代々木公園を走った時の記録。955の正確さがお分かりいただけるでしょうか？？
↓945
↓955
955のバンドは945と比べて厚みが若干薄く、またバンドはサラっとした手触りで、個人的には気に入っています。
←945 955→
充電のインタフェースは945から変わらず。
←945 955→
本体は若干955の方が若干厚みがありますが、付けていて差はあまり気になりません。
←945 955→
アマゾンで購入。色々なお店を比較しましたが、値段はあまり変わらない感じです。付与ポイント等考えると、アマゾンでの購入が最安値かと思います。
また、液晶保護フィルムは945用のTRANのフィルムが1枚余っていたのでそれを使用。955のディスプレイサイズは945よりも若干大きいので、955用の液晶保護フィルムを購入されるのが良いと思います。
955のディスプレイは「Corning Gorilla Glass DX」、所謂ゴリラガラスなので耐衝撃性はありますが、転倒時や岩場での不意のアクシデント時に備えて保護フィルムを貼った方が安心です。
↓945用フィルム
↓955用フィルム
2か月近く使ってきましたが、945に比べて進化している点が多く、購入して満足しています。
毎朝の「モーニングレポート」でその日の調子やトレーニングに向けた準備、トレーニングメニューのアドバイスを教えてくれますし、GPSの捕捉もトレーニングモードを起動して10秒掛かるか掛からないくらいなので、走り始めまでのストレスが無くなりました。（945は場合によってはGPS補足に1分くらい掛かっていた時もありました。。）
信越五岳100マイルレースでは、これを装着して走ろうと思っていますが、途中の充電が無くて大丈夫なのかは改めてレポートしたいと思います。
念のためモバイルバッテリーは持っていきますが、最後までバッテリーが持つことを期待。（【信越五岳100マイル後、追記】←レースの途中、念のため10分程モバイルバッテリーで充電しました。）
最近トレイルランナーの間で人気が急上昇の「COROS」は、バッテリーの持ちがGarmin以上に良すぎなので購入時迷いましたが、「Garmin Connect」からまた違うアプリに乗り換える手間の大変さを考えて、Garminを継続して使うことにしました。
Garminの次のForerunnerモデル965で通常GPSモードで60時間くらい持つモデルが出てくると良いですね。
