2023「Doi Inthanon Thailand by UTMB TRANS-INT 160」レース中の心理的変化

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2023「Doi Inthanon Thailand by UTMB TRANS-INT 160」を無事完走したわけですが、レース途中に心理的変化があったので、忘れないように記します。これまではこんなに変化は無かったので、長距離レースではメンタルというのを思い知った次第。

■スタート~A1
まだまだ先は長いからゆっくりと行くよね。傾斜はそれほどでもなく歩きやすいルートだ。
みんな飛ばし過ぎじゃない?

■A1~A2
斜度が上がってスピードが落ちたけど、まだ全然余裕。
前の人が遅いけど譲ってくれない。まあいいや。
東南アジアの選手ってロングタイツが好きなのか?男子も女子もロングタイツ率が多いぞ。
登り切ったら風が吹いてて気持ち良い。

■A2~A3
少し登るけど、あとは平地。ここで飛ばしちゃいけないので歩き続ける。まだまだ余裕。
HOKAを履いている人が多すぎな件。7割くらいHOKA。

■A3~A4
下りが続いた後に登り返し。前が蓋をされて進めないけど、まあ、いいや。下りのあとは登り返し。

■A4~A5
登りが続くセクション。
最初は良かったけど、ロードにもうすぐ出る手前から路面がひどい。
激下りと激登り。木の根っこや蔓をつかまないと登れないところが・・・
A5手前の最後の3㎞はロード。標高が高いのと、風が出てきて寒い。
ジグザグで歩いたらアメリカ人から何でそんな歩き方しているんだ?と突っ込まれたw
少し疲れてきた。でも脚はまだ大丈夫。
羊文学が頭の中でグルグル回る。

■A5~A6
ほぼ下り基調。
下りも脚を守るために全歩きするよね。
走っている人は、後半大丈夫なんだろうか・・・

■A6~A7
ドロップバックで補給食を入れ替えて再スタート。これでまだ33%か。。。先が長い。
ただ、ここから去年のCLIFFS100のコースと同じなので記憶にあるので精神的に楽だ。

■A7~A8
去年走ったルートだが、コースが断片的にしか覚えてなくて逆に辛い。
足裏が徐々に痛くなってきた。
A8手前の下りが異様に長い。こんな下ったっけ?
このあたりで日の出。

■A8~A9
割とパンチのある登りがあるセクションという記憶があって、記憶通りキツイ。
ガーミンのClimbProは相変わらず精度が悪い。信用した自分が悪かった・・・
登り切ったら、ここも風が気持ち良い。
子犬が付いてきた。かわいい。と思ったらいつの間にかいなくなった。。。
下りが水含みの粘土質で一回尻もち付いた。。。

■A9~A10
下り基調。足裏が痛いぞ。
眠さは無いのが救い。まだまだ余裕はある。

■A10~A11
中弛み。淡々と歩くのみ。

■A11~A12
ゾウがいたり、変なアスレチック的な橋を渡らされたり、後半の疲れているところでエンターテイメントをぶっこんでくる。
さすがタイ。ここで日の入り。

■A12~A13
66%終了。あと60㎞。
割と登る区間で、淡々と刻むのみ。コースマークが見つけづらい。
葉っぱが人に見える。幻覚が。。。ここで眠さが一気にきたのでカフェインピル投入。
カフェイン飲んだら即効で眠さが消えて、脚も回るようになった。。。
登り切ったら下ってまた登ってパゴダエイドへ。慈光寺エイド的な。
足裏痛いけど、まだ行ける。タイム的にソロソロゴールに間に合わないかもと思えてきた。

■A13~A14
ひたすら下り。
ここも子犬が付いてきて癒される。A9手前にいた犬と同じ黒犬だ。同じ犬なのか、そんな訳ないか。。
同じような感じの下りが5回も6回も続いて魔界に入り込んだかと錯覚するほど。

■A14~A15
いよいよタイムがマズそうだったので、登りでプッシュし続けたら心臓に来て、逆に疲れた。
これはダメかもと思い始めるようになった。タイム的には、キロ15分ペースで行かないと間に合わない。
下りが続いて足裏も痛いし、弱気モードが全開に。キロ17分とか18分とかが出て、赤信号。。。
A15に着いたらやめようかとも思い始める。

■A15~A16
エイドで滞在している時間がもったいないと思い、すぐに出た。
ただ、その後の登りで遂に脚が止まり、キロ25分の次は26分とか。
いよいよ終わったなと思う。
この辺りで日の出。
這う這うの体で山頂に着いたらなだらかな平地になった。
その後下りへ。
なぜか力が出てきてめちゃくちゃ走って下って、キロ10分台とかで下に降りてきた。
ここからゴールまで約20㎞。
ゴール制限まであと4時間くらい。なんか間に合いそうな気がしてきた。途中のネガティブな感情はなんだったんだろう・・・
A16には10:30のカットオフの40分前くらいに着いたかな。

■A16~ゴール
最後はロードかと思ったら、トレイル。
登って下って、100kmの選手と合流して、ゴールまで。
シングルトラックで後ろからプレッシャーがあるので、しばし、避ける。
そうこうしているうちにRajapruek公園へ。

間に合って何とかゴール。


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