2021年「OSJ KAMI 100」の試走に行ってきた(概要編)

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2021年11月5日~7日に開催予定の、「OSJ KAMI 100」に試走(Recon)に行ってきたのでレポートします。

2021年OSJトレイルラニングレースシリーズの最終戦(第11戦)で、関西圏唯一の100kmのロングトレイルレース。
1回目ということで、過去の記録がなく対策が難しそうなので東京からわざわざ下見に行ってきました。

詳細は別途記載しますが、走った感想などを簡単に記載します。

私の走力は2020年伊豆トレイルジャーニー(68㎞)で11時間程度の走力であり、中の下といった感じでしょうか。

距離

OSJの大会は公式ページの距離表示が実態と異なることが多々あるようですが、今回試走した時の距離は37.3kmでしたので、大会公式ページに記載の約37㎞と大きく乖離は無いです。

獲得標高(累積標高)

KAMI100の獲得標高(累積標高)は、1周で約2,000メートルでした。
YAMAPにKAMI100の試走記録がいくつか掲載されていますが、軒並み獲得標高が2,500m超となっていて試走前に驚愕していたのですが、YAMAPの標高測定が高めに記録されていると思われます。(おそらくですが、YAMAPはGPS時計の緯度経度情報をもとに正確に標高を計算しているのでは。ただし、GPS情報は数メートルから数十メートルくらいはズレるので、ルートと少し離れた座標を記録してしてしまうことが多々あると思います。そういったズレた緯度経度の標高を真面目に計算しているのがYAMAP。ガーミンとかSTRAVAはズレた緯度経度情報をある程度補正しているのではないかと想定)

KAMI100の試走(YAMAP)

コースの特徴

KAMI100は、トレイル区間60パーセントというのをどこかで見たような記憶がありますが、試走した感じもだいたい合っています。
アスファルトが敷かれていない林道も割と多く、斜度も割と緩いので、走力のある人であれば基本走り続けられるコースです。

登りは想像していたよりもきつくなかったです。
キツいポイントは下記。
・スタート直後のスキー場の登り
・4㎞地点からの高坪山への登り(トラロープあり。ただ距離は短め)
・26㎞地点からの十石山への登り

上記以外はずっと登りという区間は少なくて、登っては少し下りまた登るといったところが多かったので、登りは基本的に歩きの人にとっては体力セーブが可能。

下りはテクニカルなところはあまり無いですが、20㎞地点からの兎和野高原への下りは少し気を付けた方が良い区間。
トラックが細く、トラック脇に木の無い山の斜面を下っていくところがあるので、特に夜間は注意ですね。

Twitterでも話題になっていた、高丸山のススキ区間は、想像していたよりも踏み跡があり、迷うことは無かったです。
半ズボンで走りましたが、肌が2,3か所ススキで切れたくらい。

コースの分かりやすさ

コースは正直分かりづらいです。標識があまりないのと、標識があっても地名が分からないので、どちらに行くのが正解なのかが分かりづらい。
今回GPXの地図データを「Garmin945」に入れてNavigation機能を使って試走しましたが、ナビ機能がなければ迷ったと思います。ルートを外れたらすぐに警告してくれるGarmin最高。

スマホのアプリ、「ジオグラフィカ(Geographica)」にGPXデータをインポートして使うのでも良いと思いますが、毎回スマホを取り出して確認するのは結構大変な気がします。また、ジオグラフィカはルートを外れても警告してくれなかったと思います。
体感的には10か所くらい迷いポイントがありました。
レース当日は誘導員が立っていたり、マーキングがあれば良いのですが。。。

試走時のタイム

3周できそうなペースで回って、7時間ちょうどくらいでした。トレッキングポールあり。
試走時の気候は曇りのち晴れで、気温は25度前後。
地面はほぼ乾いており、滑るようなところはあまりなかったです。

逆に雨が降ると、ぬかるみや下りで気を付けたりで+30分くらいは時間が余計に掛かりそうです。

レース時の想定タイム

100㎞レースが自身初なので、下記のタイム戦略
・1周目:7時間
・2周目:8時間
・3周目:9時間

2周目終了時の制限時間が15.5時間なのでギリギリなのですが、7時間ちょうどで1周できる事が分かったので1周目は体力を温存する戦略です。1周で約3,000キロカロリーの消費だったので、補給戦略は大事ですね。特に今回公式のエイドが水だけだったら猶更。

↓コース最後の山頂、トロ川山(瀞川山:1039m)。見晴らし良いです。

OSJ KAMI 100の公式ウェブサイト


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