トレイルランニングで長時間足を使うことになると、シューズと同じくらい重要なアイテムがソックスです。私が愛用しているのが、「injinji ULTRA RUN」シリーズの5本指ソックス。適度な厚みがあり、足にフィットして非常に快適です。この記事では、その魅力と、少し気になる点について紹介したいと思います。
フィット感と保護性能
このソックスの最大の特徴は、各指を個別に包むデザインです。これにより、指と指の間での摩擦がなくなり、マメの発生を防ぐことができます。また、指が自然に広がるので、走行中に足全体をしっかりと使える感覚があります。このフィット感のおかげで、長時間のランニングでも足の疲れを軽減できると感じています。
素材と通気性
injinji ULTRA RUNは、CoolMaxという素材を使用しており、これが非常に優れた汗を吸収して乾燥させる効果を発揮しています。ただし、濡れた環境では乾きにくいという欠点があり、渡渉などの際には替えのソックスを持っていくことをお勧めします。加えて、足の甲部分はメッシュ素材になっており、通気性も確保されています。この通気性により、足の蒸れや熱を逃がし、快適な状態を保つことができます。
足裏のクッション性
足の裏全体は厚手となっており、長時間のランニングや硬い地面を走る際の衝撃を和らげてくれます。特にウルトラマラソンのように長距離を走るときは、このクッション性が非常に役立ちます。
気になる点
一方で、このソックスが原因で足裏の痛みが出ることも心配しています。ウルトラレースの際、足裏の痛みが残ることがあり、それがソックスによるものか、単純に距離の影響なのか分からない部分もあります。とはいえ、このソックス以外でレースに出たことがないので、他に変えることが少し怖いのも正直なところです。
結論
ソックスは個人の足の形や走り方によって合う合わないがあるため、誰にでも最適なものは一つではありません。しかし、私にとってinjinji ULTRA RUNは、そのフィット感、クッション性、マメ予防の面で非常に信頼できる一足です。もし、トレイルランニングやウルトラレース用のソックスを探しているなら、一度試してみる価値は十分にあるでしょう。